qualiadiversity’s diary

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バーチャルコミュティはどう成長するか?

 「面白そう!」と思ったモノにはなんでも首を突っ込む性格。本を読むのもいいけれど、やはり自分で体験・体感しないとわからないし、どうせやるなら主体的に関わる方がより面白い。ということでいくつかのコミュニティ(グループ)に所属している。最近、参加したあるコミュニティはFacebook(FB)上のバーチャルからスタートした。これ、新しい体験。

 これまでは、まずリアルな出会いの場があって、そこからML(メーリングリスト)だったり、FBだったりと情報交換・共有の場としてのバーチャルに発展していくのが普通のパターン。それがいきなりバーチャルからのスタートだから結構参加者も戸惑っている。
テーマに関心をもって集まってはみたが、期待はあるものの、何を目的としてどこへ進むかすらまだだれもわかってない状態。メンバーもほとんど初対面(バーチャルなので対面すらしていない(笑))ので、FB上で自己紹介はするが、それ以上は拡散して話がどこへ進むのかわからない状態がかれこれ、2週間以上続いている。数人の意欲ある人達がいろいろ試行錯誤しながら、メッセージを発信しているけれど、それがなかなかつながらないのは、物理的・空間的・時間的な差があるためか、それとも心理的なハードルがあるのか、いずれにしろもどかしさが募っている。

 主催者のNさんは傍観しているというか、何かそれを楽しんでいるような様子。
「どうありたいのか、何をするか、どのように進めるかも含めて参加者みんなで話し合うことを望んでいるのかな。」と考えた時に、「このコミュニティの本当のテーマは自己組織化かもなあ」という想いがむくむくとわいてきた。

 今の状態はタックマンモデルでいうところのForming(形成期)。
メンバーはお互いのことを知らないし、共通の目的等も分からず模索している状態。ここをしっかり乗り切らないとそもそも組織として機能しないだろう。リアルな対面の場でも時間のかかる目的・目標共有。バーチャルならなおさらだ。ここを拙速に進めると結局だれも何も発言しないやせ衰えた「場」になってしまうかも。とはいえ、やっぱり私は直感。・行動派。いろいろ考えすぎてしまうより、まずはやってみようの精神で発言することで、場を活性化出来ればなと思う。

 同じテーマに関心をもって集まった55名が右往左往している状態から、鳥が自由自在に飛び回ってりながらも1つの群れとして形作っていくような「創発(エマージェンス)」が生まれたならば、すごい変容がおこるだろうな。

久しぶりにストレスとワクワク感のないまぜとなった状態を楽しんでいる、今日この頃。