qualiadiversity’s diary

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北川さん。再び

昨日はFAJの関西支部定例会。以前よりお願いしていたフィンランド教材作家の北川達夫さんにお越し頂いてのワークショップでした。

お正月気分の抜けきらない中、京都での2010年第一回目の定例会。
100名近くの会員が参加し、会場となった京都商工会議所には熱気が溢れました。
少人数でのセッションが多いという北川さんもびっくりされながらも、関西のノリのよさに、いつも以上に精力的にご講義頂きました。

フィンランド教育の神髄やグローバルコミュニケーションの重要性から、「対話」の本質的な意味など、いつもながらのわかりやすく知見とウィットに富んだ楽しいお話は、あっというまの5時間でした。

私は昨年に引き続き、2回目の受講。前回と同じワークがあったにも関わらず相変わらずの頭の堅さを露呈し、まだまだ修行が足りないと苦笑いです。

フィンランドの理想とする子どもとは

・世界中のどこの誰とでも協力して、創造的に問題を解決できる子ども

という考え方には深く共感。またそれに伴い、教師の指導法も 80年代の知識の注入型から90年代に入り知識・経験の「喚起・共有・探求型」へと転換したそうです。

教師が、「いかに説明するか」ではなく「いかに沈黙するか」が重要。というお話はそのままビジネスの世界でも通用するのではと感じました。

北川さんの懐はまだまだ深そうです。
ぜひ第二弾、第三弾をお願いしたいなと思った次第。

新春からとてもよい学びの場を共有できて、幸せな1日でした。