qualiadiversity’s diary

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「見える化」する力

コラージュ療法って知っていますか?
心理療法の一つで雑誌の切り抜きから写真やイラスト、好きな言葉などを選んで自由にA3程度の台紙に貼っていきます。制作・創造のプロセスで自己治癒したり自己啓発を行うものです。
私は、2000年にカナダのビジネス学校やYWCAを訪問した時に初めて知りました。
ビジネス学校ではアル中や薬物依存などで職を失った人専門のクラスがあり、職業訓練を受けてます。そのクラスでは壁中に様々なコラージュが貼ってありました。

中には、ピストルやナイフ、壊れたビルなどで構成されたものもありぎょっとしました。案内してくれた女性によると、学生は様々な問題を抱えているため、初期のコラージュは自分の内面の苦しさや暗闇を反映したものが多いということでした。それが徐々に変化し、プールサイドでくつろぐ男女やショーウインドウ、カフェなど明るく楽しいものになった時、彼・彼女たちは自信を取り戻し、就職に意欲的になるのだといいます。
母子センターでも10代の若い母親が籠の中にある様々な切り抜きから選び取った写真を一心に張り付けていました。
「ビジュアル化」することで、なりたい自分に一歩ずつ近づけるのですね。

そういえば、私の知人で自分好みの家を建てるため、わざわざ大阪から東京・田園調布まででかけ気に入った豪邸の写真を撮ってきてその家の表札に自分の名前を書いて持ち歩いている女性がいました。彼女は数年して望み通りの家を手に入れたそうです。
恐るべし!「見える化」の力


私も数年前に、ありたい姿をコラージュに仕上げてみました。会社のデスクの前に貼ってあります。このコラージュをみるといつも元気になって不思議に力がわいてきます。
あなたも、コラージュ作ってみませんか?

なぜ、おひょいさんがいるかって?それは内緒(笑)