qualiadiversity’s diary

ダイバーシティ&インクルージョンな日々を楽しむヒントや情報を発信しています。

qualia diversity's diary

MENU

チェンジ・エージェント

清里のチェンジ・ラボの余韻はまだまだ続いています。
滋賀県から参加のTさんは、振り返りの中で、枝廣淳子さんの「温暖化新聞」に書かれていた、アラン・アトキソンさんの言葉を紹介してくれました。

――――――――――――――――――
『自分の良心に命じれられて、地球の隅々を持続可能な発展に向けて動かそうという公式または非公式の任務を負った人が、「自分には荷が重い」と思うのは、きわめてふつうで当たり前の反応である。

希望を持ち続けようと本気で努力する人や、自分の能力以上の任務に“召集”されてしまったという感覚がまだ重荷に感じられる人は、次のようにしてみるとよい。
解決方法について読んで知ろう。インスピレーションを求めて書物を読もう。たとえどんなに小さなことであっても何かをやろうと決心し、……そして自分たちの小さな行動が数百万人の心を動かすことができると気づいたふつうの人々の話を読もう。そこに目を向けさえすれば、そのような話が何千何百とあることがわかるだろう。』
http://daily-ondanka.com/thoughts/atk_01.htmlより
―――――――――――――――――――――――

これを読んで以前、ある女性が私に言った言葉を思い出しました。

曰く、「いつも私ばかり気がついて損をしている。誰かがやらなければならない些細なことを、無意識なのか意識してなのか全くやらない人達がいて・・
じゃあ、私もやらなければいいと思うのだけれど、それでは落ち着かないし。やらない人達になんとか自覚させ、やらせる方法はないでしょうか」

その時はうまく答えられなかったけれど、なんだかその答えをもらった気がしました。
誰かの分まで自分が背負わされていると考えると「損をしている」という気持ちなるのでしょうが、「やらされる」のではなく「自分で引き受ける」と考えた時そこには違う世界が広がっていることに気がつきます。
世の中の変化は、いつもほんのささいな小さなことから始まっていきます。その変化の一つになることは大きな喜びでもあるのです。
誰に言われるのでもなく、気づいて動く人はその力を天から授かったのかもしれませんね。