2009-12-19 幸せの正体って? わくわくの種 先日のリス研は久々の読書会。 山田昌弘&電通チームハピネスによる「幸福の方程式」 以前、さらっと読み飛ばした本。改めてじっくり読んでみる・・・ これからは経済的に豊かかどうかよりも将来に夢と希望を持てるかどうかがカギとななるのだそうだ。そこでは「人と人とのつながり」がより重要になる。 キーワードとしては次のようなモノがあった。 ○幸福の物語 1.自分を極める感覚(個人対内的感覚) 2.社会に貢献するという物語(個人対社会) 3.物語の共有(個人対個人) ○幸福感のカギ 「時間密度」 「手応え感」 「自尊心」 「承認」 「裁量の自由」 なるほど、と思いつつ、なんかしっくりこない違和感。 そもそも「幸せ」って何なんだ?消費=幸せだと思っている人が本当にいるのだろうか?消費は幸福の必要条件かもしれないけど、十分条件じゃないよね。 次の消費欲求を作りだそうとする電通の戦略にうまうまとのせられているような気がしたのは私だけではないと思うが、どうだろう。 そういえば、幸せに関する本って結構出ているなあ。 「幸せをよぶ法則」スーザン・C・セガストローム著 星和書店 「幸せになる技術」スリクマー・S・ラオ著 早川書房 「HAPPIER―幸福も成功も手にするシークレット・メソッド ハーバード大学人気No.1講 義 」タル・ベン シャハー著 幸福の科学出版 「世界でひとつだけの幸せ―ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生」 マーティン セリグマン著 アスペクト みんな、幸せになりたいけど、なかなかそれを実感できない世の中だから、こういう本が売れるのかな。 かくいう私もつい買ってしまうのだけれど・・(苦笑) この5冊の中では、やっぱりセリグマンがオススメかな。 一番印象に残っているのは、HPPPIERの次の言葉。 喜びは 現在の利益 心の必需品 意義は 未来の利益 充実感の生みの親 生きる喜びと存在意義、それが私の幸せの源かも・。・