2009-10-17 モバイル時代の強い味方 サスティック ワークライフバランス 最近、在宅ワークやフリーアドレス制を導入する企業が増えている。ワークライフバランス時代のキーワードは ・働く場所の柔軟性 ・働く時間の柔軟性 ・働き方の柔軟性 にある。 時間や場所を選ばずに仕事ができることは、時間制約や物理的な制約のある人にとってはありがたい話。けれど、自宅に資料を持ち帰れなかったり移動中にPCが盗難にあったらどうしよう等々、情報セキュリティの問題は大きなネックだった。 それを解決する方法としてシンクライアント機能を有したPCが普及し始めているが 日本ユニシスはPCをシンクライアント化するというUSBキー「サスティック」を販売し始めた。 http://www.unisys.co.jp/services/ict/sastik.html これはなかなかすぐれものだと思う。 初期投資は別として月700円程度で利用できるのもありがたい。 在宅ワーク(テレワーク)は、ワークライフバランス時代の働き方としては不可欠なモノだと思う。国も、2010年までにテレワーカーを就業者人口の2割とする目標の実現に向けて、2007年5月に「テレワーク人口倍増アクションプラン」を策定しているが、情報セキュリティやコミュニケーション、評価や成果といったマネジメントの問題など課題も多く、なかなか浸透しきれていなかった。 しかし、ここ数年、IBMやパナソニック、ニチレイ、NECなどに続きHP、日本ユニシス、NTTデータ、ノバルティスファーマ、ANA等々続々とテレワークを導入する企業が増えている。 その背景には、ますます多様化する社員のニーズやオフィスコストの削減と同時にこのようなITの進化があるのだろう。 そういえば、1990年代アメリカでワークライフバランスやダイバーシティが浸透していくプロセスでAT&TやIBMなど、情報通信産業、IT企業が率先して取り組んだという話を聞いたことがある。 ワークライフバランスは企業の新たなビジネスチャンスにもつながっているのだ。