qualiadiversity’s diary

ダイバーシティ&インクルージョンな日々を楽しむヒントや情報を発信しています。

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決めない会議って?

 最近ダイバーシティワークライフバランスの講演や研修の場でワールドカフェを実施することが多くなりました。ワールドカフェとは、1995年アニータ・ブラウンとデイビッド・アイザックによって開発された会議手法で、協調的ダイアログ(対話)を促進し、知恵やアイデアの統合により新たな行動の可能性を作り上げるための創造的なプロセスが特徴です。「学習する組織」で有名なMITのピーター・センゲ氏などが開催するシステムシンキングカンファレンスでも毎年恒例になっています。
堅い会議室の場で話し合うのではなく、あたかもカフェにいるかのように気楽に楽しく、でもまじめに語り合うというこの手法は、オープンな話し合いの場を作るにはうってつけの手法で、参加者の満足度もきわめて高いのです。
(*だから、本当は丸い小さなテーブルに4人位が膝をつき合わせてやるのが一番効果的なんですよね♪)

このワールドカフェを日本に広めたのが、元NTT西日本監査役で現在組織活性化コンサルタントをしている香取一昭さん。何を隠そう(隠してないけど・・笑)勝手に私がメンターと慕っているお師匠さんでもあります。彼からは本当にいろんなことを学ばせてもらっています。ワールドカフェやOST、AI、フューチャーサーチ等々、今話題のホールシステムアプローチの実践第一人者といっても良いんじゃないでしょうか。

そんな香取さんが、最近出した本が「決めない会議」(香取一昭・大川恒著 ビジネス社)
ホールシステムアプローチは、話し合いのプロセスに気をくばり、参加者同士の関係の質を向上させることに価値を置く、ちょっと変わった会議の手法です。無理に結論をだそうとしたり、結果をだすことにこだわらないことで、自然とより創造的な結論が導かれる。
この本は、そんなホールシステムアプローチの手法をわかりやすく紹介しています。

7月に京都で香取さんが直接ファシリテートするワールドカフェが実施されるそうです。
この機会に皆さんもぜひワールドカフェを体験してみてください。きっと虜になること間違いなし!です。
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○日時:7月11日(土)18:30~21:00(開場18:15)
○場所:ウィングス京都 セミナーB
 http://www.wings-kyoto.jp/01wings/03access.html
○参加費:1000円
○定員:限定50名
○課題図書『決めない会議-たったこれだけで創造的な場になる10の法則』を購入された方限定だそうです。詳細は下記主宰者へお問い合わせください。*翌12日(日)にも同様イベントあり。
○問合先:特定非営利活動法人 場とつながりラボ home's vi 
URL http://homes-vi.com/  TEL 075(205)1534担当:萩原・浅田)
   MAIL→info@homes-vi.com