台風娘の今

空港でふらりと立ち寄った本屋さんで「セーラが町にやってきた」という本を見つけた。おお！あのセーラ・マリ・カミングスさんのことだ。
セーラさんが日経ウーマンのウーマンオブザイヤーを獲得したのは２００２年。その翌年、あるイベントでお目にかかる機会があった。長野県の小さな町、小布施町を心から愛し、そのたぐいまれな行動力とアイデア、そして周囲を巻き込む力で町だけでなく、人の心も変えていったセーラさんの話は、聞くだけで大変元気になるものだった。

久しぶりにその名前を見て迷わず購入。飛行機の中で一気に読み終えた。
う～ん。やっぱりすごい！人。
行動へのストッパーは、他人にあるのではなく自分の中にある。そのストッパーが壊れている？のか、そもそも存在していないのか？本書の中ではセーラさんは典型的狩猟民族とあった。なるほどね。
いつでもどこでもすぐに行動するパワー、決してあきらめない粘り強さ、遊び心と本物へのこだわり。

農耕民族の私は、まだまだ行動が足りないなあと反省しながら、「タイミングは待つものではなく自分で作るもの。」というセーラさんの言葉をかみしめている。

http://www.masuichi.com/sarah/index.htm#