2009-05-01 先延ばしと先送り 学びの箱 なかなか手をつけられない仕事がある。 ちょっと面倒な仕事。ワクワク感よりもしんどいなあという思いの方が強い仕事。 他の用事にかこつけて、ずるずると遅れている。 締め切りはとうに過ぎているが、クライアントからの催促がないことを よいことに、いつも後回し。 手帳には、毎週しっかりとその仕事をする時間を入れている。 その日がやってくると、大して急ぎでもない簡単な仕事を 「今日中にやらなくちゃ」と、自分に言い訳をしながら優先順位をいれ変える。 かくして、その仕事はまたも先延ばし。 あるとき、「先延ばし」と「先送り」は違うと聞いた。 大辞林には 先延ばし - すぐやるべきことや予定していたことを先へ延ばすこと 先送り - 物事の処理・解決などを、先に延ばすこと と書いてある。 その人は言った。 先延ばしは、ずるずるといつまでも手をつけないこと。問題をあいまいにして解決しようという意志がなくやる気がないこと。結局いつまでたっても同じ状態。 先送りとは、とにかく問題を解決しようとする意思があること。少しでも手をつけて、とにもかくにも前進すること。意図的に後回しにすることで、よい結果が得られたり違う展開が広がる場合がある。 やりたくなくてもやらなきゃいけないことってある。なんで、やりたくないかをまず知ること。そして、それでもやるって言う気持ちに持っていくことが大事なんだな。 それから、とにかくちょっとでも手をつける。これがキーポイントかも。少しやってみるとそれに必要な時間や資料や情報が見えてくる。そして、なんとかやろうというモチベーションにつながっていくんだな。 頭でわかっていることを実行に移す難しさ。 とうとう観念して、手をつけた。最後の最後まで残っているやっかいな部分に、今からとりかかろいうとしてるんだけど、やっぱり気が重い。そこで、つらつらとブログなぞ書いてみる。 よし、宣言だ! やる気を高めて今からとりかかるぞ!全部終わらなくても、半分は仕上げるぞ!