qualiadiversity’s diary

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システムシンキングカンファレンス

11月17日~19日、ボストンで開かれたシステムシンキングのカンファレンスに行ってきました。
毎年参加しているKさんからは約3年間にわたってダイアローグ、OST、ワールドカフェに始まってU理論やAI、プラクティスオブコミュニティ、SQなどなど、多くの新しい考え方を教えていただきました。Kさんの話を聞くにつれ、一度は行ってみたいと思っていた会議。念願かなっての参加です。
参加者は、約700名。昨年に比べると海外の参加者が少し減ったようです(この株安の影響みたいですね)世界中から研究者やコンサルタント、企業の担当者、政府関連やNGOといった多様な人たちが集結。日本からも毎年参加者が増えているようで、今年は20名強と過去最大だったとか。

今年のメインテーマは「Synergy at Work-Gathering Momentum for Meanigful Performance-」

登場するキーノートスピーカーは、もちろん「学習する組織」の大御所、ピーター・センゲ、アダム・カヘンやデイビッド・アイザック、ベティ・スー・フラワーズ、サラ・ローエンなどなど、すごい人ばかりでした。
3日間の会議は、そのほとんどがダイアローグとリフレクションで構成されており緩やかな中にも深い思考と対話が流れていました。

私が参加したセッションは
・How Relationships Make or Break Team Performance
・Discussing the Undiscussable : Overcoming Defensive Routines in the Workplace
・Avoiding Accidents and Disasters Through Modeling , Collaboration , and Courage
•Achieving the Impossible : Personal Sources and Design Principles of Large-Scale Change などなどです。

特に4つめのAchieving the Impossible は、初の黒人大統領実現を色濃く反映した内容でした。、ローザ・パークスキング牧師の話などを織り交ぜながら、意志をもった一人の声が共鳴し合った時、変革への力へとつながっていくことを伝えていました。

英語漬けの会議(しかも毎回ダイアログあり!)はちょっとハードでしたが(ベルリッツのつけ焼き刃英語ではなかなか厳しい笑)とてもインスパイアされた3日間でした。

近いうちに、その内容をHPにアップしたいと思っていますが、さていつになるやら。・。
もっとしっかり知りたい!という方は、ヒューマンバリューのHPを見ていただくほうが早いかも。http://www.humanvalue.co.jp/report/archive_systemthinking/

*写真は、「手ごわい問題は対話で解決する」の著者、アダム・カヘントツーショットでご機嫌なワタクシです(日米両方の本にサインをもらいました♪)