qualiadiversity’s diary

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挑戦するには「安全な場所」が必要

最新号のリクルートワークスhttp://www.works-i.com/flow/works/contents89.html
の特集は「ASTD国際会議」について。
ASTDとは「全米人材開発協会 American Society Training&Deveropment」http://www.astd.org/のこと。
思えば、私がどん底の日々を送っていた2000年9月のある日。このASTDの参加レポートを聞いたことが人生の大きな転機となった。世界中から集まった1万人近い人たちが、「人と組織のあり方」について真剣に熱く語り合い、智慧を重ね合わせる場。それがASTDだ。それ以来、毎年参加したいと思いつついまだかなわないでいる。
時間や経済的な理由だけでなく、そこに行くには私にはまだ足りないものがあると感じていたからだ。それでも、ようやく発信できる何かをつかみかけている今、この特集をみて来年こそは参加するぞ!と想いが新たになった。

特集は、今年6月に開催されたASTD国際会議の模様をレポートしているが、特に興味を引いたのは、会議後に訪問したシリコンバレーのコンサルティグ会社についての取材レポート。「SYパートナーズイ」はノベーションコンサルティングを専門とする従業員60人の小さなコンサルティングファームだ。
SYパートナーズには「ハイステイク(リスクの高い)仕事が好き」というDNAが流れているという。「学ぶことや、新しい領域に挑むこと、そしてそこからの刺激を好む人が集う組織である」が、それを可能にしているのは、そこが「安全な場所」であることが確保されているからだという。

ヒエラルキーのない安全
イデアにとって安全
誰もが安心して問いを投げかけられる環境
                         (works89号34Pより抜粋引用)
それこそがリスクテイクや挑戦を可能にする。
私達の組織は安全だろうか?安心してチャレンジできる場だろうか。

正しい答えを求めるのではなく、正しい答えにたどり着くためのプロセスにこそ、
イノベーションが宿るのだろう。