qualiadiversity’s diary

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探求心とスピリチュアリティを大切に

 起業と同時にいくつかの研究会や団体に所属し、活動をしてきました。なんだか行きたくないなあというものもあれば、毎回定例会が待ち遠しく仲間との会話が楽しくてしょうがないものもあります。今年は、そんな研究会を整理して、本当に参加したい、積極的にかかわりたいというものだけにしました。

その中でも、LISSE研究会(通称リス研 正式名称は、「LE LIEU D’IDEES SOUPLES ET LA SOURCE D’EXPERIENCES=しなやかな思想の場、そして試行経験の泉」と長ったらしい名前です)は
私にとって知の源泉?というのはちょっと大げさですが、とても大事な研究会です。
3年前に立ち上がったこの研究会は、企業に対象を絞り、「個人」「チーム」「組織」が相互に影響し合って変化していくためにどのようなことが必要か研究し、その作業を通じて得た知見を、我々自身が日々関わる現場で実践していくことを目的に活動しています。
会則もほとんどなくテーマごとに、質問と省察とダイアログでゆるやかなに流れていきます。
交流や知識・スキルを習得する研究会や学習会とは一味違う、スピリチュアリティを感じるのは、
取り扱うテーマゆえか、それともメンバーの醸し出す雰囲気か。

これまでに取り扱ったテーマは、システムシンキング、U理論、ストーリーテリング、AI、SQ、ダイアローグ、OST、出現する未来、質問力等等。
会の名前が示すとおり、探求と質問によるダイアログ中心のなかなか味わいのある研究会です。

特に、ピーター・センゲの「出現する未来」の読書会は面白かったです。この本がダイアログ的な感じでなりたっていて、それをダイアログしながら取り上げるという趣向。同じ本の中でメンバーによって関心をもつところがまったく違うというのが面白いですね。

最近は、メンバーのKさんの翻訳した「ワールドカフェ」を題材に、質問力について話が盛り上がったようです。

普段せわしない毎日を送っていますが、この場にくるとなぜか心が落ち着きます。
深く自分と向き合いながら相互に影響をし合って、探究心の赴くままに会話が流れていく。
そんな時間を大事にしたいと思います。