qualiadiversity’s diary

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ひまわりの上をいくバイオエタノール ヤトロファ

 KPCのグローバルマインド講座41期生の修了式に出席しました。毎年開催されるこの講座は、各企業の次代を担う若手りーダーが集まって半年間ビジネスウィークと最新の理論をネタにディスカッションするというもの。朝8時半開始と朝が苦手な私には少々つらい講座ですが、皆さんの元気に押されて今回も無事終了です。
この講座は実が終わってからが本番。各企業の方の異業種交流の場として修了生のネットワークが広がっていきます。その打ち上げの席に私もよんでいただきました。
講座とはちがった皆さんのはじけ具合に、これがディスカッションでもこれくらい元気なら・・と思った次第(うそ・みんな講座も熱心に議論してくれました・笑)

さて、その席で話題になったのがバイオエタノールについて。
最近日本政府は国産のバイオ燃料の生産量を2030年までに、年間ガソリン消費量の1割に相当する600万キロリットルに拡大することを目標にした報告書を出しています。
その原料で最も多いのはサトウキビのかすや廃木材、大麦やとうもろこしなどの植物原料です。
でもサトウキビなどを材料とした燃料は世界の食糧問題にもつながりいろいろ課題が多いと言われています。
最近、ひまわりの種から燃料を作る会社があると知り、http://www.suncarefuels.com/index.html)その話をしたところ、農機具メーカーに勤めるCさんがもっとすごいのがあると教えてくれました。

それは、砂漠に生えるヤトロファ(Jatrophajp)という植物。水をほとんど必要としないので、
砂漠の緑化にもなるし、食用ではないため食糧不足を招くこともない。油を搾り取った後のカスは
肥料にもなると、いいことづくめ。
http://www.nbf-web.com/japanese/jatropha.html
http://www.okinawabiodiesel.com/jatrophajp_001.htm
こんな植物があったんですね。最近は、国際的な大手企業が関心を寄せているようです。
バイオエタノールについては、車を走らせるための燃料製造に植物を使う是非も問われているようですが、もはやエネルギーなしでは生活がなりたたない今日。石油燃料に頼らないエネルギー政策はまったなし。いろんな智慧を出し合って、地球と共存しながら生活したいものですね。